モラハラは心の暴力 我慢して笑う必要なんてない
モラハラって言葉聞いたことあったけど、まさか自分が被害者だなんて・・・
別居してすぐに弁護士の先生に今までの経緯を話した。
するとモラハラと言われた。
モラハラって聞いたことはあるけど、結婚生活中モラハラだと思ったことは一度もなかった。
何故なら、私が不出来な人間だから仕方ないと考えていた。
以前にも書いたように私は夫に自分の話をしなくなっていた。
夫が言うことだけを「はい」と聞いていれば楽だし傷つかない、嫌な思いをすることはない。
そうやって夫に合わせてるうちにいつのまにか、自分の考えや気持ちを錯覚していたのかもしれない。
なんでもっと早く言ってくれなかったん!nicoは何も間違ってない。そんなの普通じゃない!よく我慢したな・・・。
そう友達に言われた時、自分の中で抑えていた気持ちが解放されたような気持ちになった。
その日の夜、すぐにネットで「モラハラ 診断」と調べた。
すると全部に当てはまったのだ。
それでもまだ、まさか自分が・・・と信じたくない気持ちがあったので、色んなサイトを娘が寝てる間ずっと見ていた。
でも、どのサイトを見ても主人のことを書いてるとしか思えなかった。
・人格否定をする
・いきなり怒鳴る
・大きな音をわざと立て恐怖心を与える
・外面がいい
・責任転嫁する
・自分の非を認めない
・謝らない、謝らせて優位に立ちたがる
・平気で嘘をつく
・身体的な暴力はふるわない
など・・・。
読めば読むほど主人がモデルでは?と思えるほど一致していた。
これってモラハラだったんだ・・・
あぁ、よかった・・・!!
と私はなぜか喜んでいた。
結婚生活にはある程度我慢も必要だから、とずっと言われ続けていた。
みんなこの生活を我慢して過ごしているんだ。みんな出来てるのに私は出来ないなんて・・・と自己嫌悪に陥っていた。
けどモラハラだったとわかり、自分が不出来な人間な訳じゃない!と認めてもらえたような気分になった。
暴力をふるわないだけマシだ、とずっと自分に言い聞かせていた。
でも、主人の言葉や行動はモラハラで心の暴力だった。
心の傷は誰にも見えないし、私自身にも見えてなかった。
アホ、カス、死ね。と言われても傷つきたくないから笑って過ごしてた。いや、傷ついてないフリをしてきただけだった。
別居して冷静に考える時間が出来たことで、やっと自分の気持ちと向き合うことができた。
私の心は麻痺してたんだ。
モラハラと亭主関白は全く違う!
家族を思う気持ちがあるのかないのか。我慢すべきことはすればいい。
けど、我慢しないといけないと自分を押し殺した生活なんておかしいと私は思います。
夫婦は対等であるべきです。
どちらが上でも下でもない。
我慢しないといけない。
そんなことはない。
自分らしく、あなたらしく笑顔で過ごせることが一番大切です。